オームの法則
抵抗の大きさが違う数個の
豆電球を直列につないだ場合の話:オームの法則(IR=E)を使うと、
Iが一定の場合、Rの値が大きいほどEの値も大きくなることが分かる。
豆電球を光らせる熱量は、0.24IEで求められるから、Rが大きいほど熱量も大きくなり、よって、抵抗の大きな豆電球が最も明るくなる。
抵抗の大きさが違う数個の
豆電球を並列につないで一定の電圧
を加えた場合:オームの法則を変形して、「I=E/R」。Eが一定の場合、
Rの値が大きいほどIの値は小さくなる。
その結果、
熱量もRのほうが大きくなるのに反比例して、小さくなる。よって、
抵抗の小さな豆電球が最も明るくなる。
起電力の同じ電池2個を並列に接続して豆電球につなぐと、電池1個のときより明るくなることはない、これは並列つなぎにおいて「電池」をいくつつないでもEが一定なので、豆電球
の明るさは
電池の数に左右されない。
抵抗の同じ
電球を2個直列につないで電源に接続した場合と、2個並列につないで電源に接続した場合では、並列につないだときのほうが全体的に明るい。