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(畏怖と憎悪が混じり合った眼差しは最早自身にとっては慣れ親しんだモノに等しく、寧ろ快感すら齎すかもしれない。生憎自身はまだ彼女について思い出せてはいないのだが、躊躇いながらも此方に近づく彼女はどうやら自身に覚えがあるようだ。聖夜祭での数奇な出会いを筆頭に近頃は何らかの縁で結ばれた者との邂逅が続いており、目の前の彼女も例に漏れないのかもしれないと馴染みの無い“青い瞳”を見遣りつつ。恐る恐る此方に伸びた手に応じるように、ゆっくりと開いた無骨な掌には何も無い。─そう、彼女がハッタリだと察した頃には、既に細い手首は絡め取られ勢い良く自身の方へ引っ張られているだろう。叶うことなら捕えた右腕をそのまま相手の背中で捻り上げ、反対の手で左肩をホールドするべく試みようと。拘束が決まれば自身が彼女の背後を取った格好となり、強い痛みと共に殆ど身動きは取れなくなる筈だ。また、大事そうに抱えていた紙袋は中身ごとその場に散乱してしまうかもしれない。) 「聖都ってのはお前みてェな殺気ダダ漏れのアバズレで溢れてんのか。ハジメマシテじゃねーんだよなァ?誰だよ、お前。」
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