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「ハッ!傑作だ!!相変わらずオメデテー頭してんなァ?」 (彼女が跡取りとして一家存亡の危機に立ち向かい、如何にその手を汚そうともやはり本質的な部分は何も変わっていないようだ。自身のような悪意の塊を前にしてもなお、正直さで立ち向かおうとしているのが何よりの証左だろう。ハイランドで野良犬のように生き抜いてきた自身にしてみれば、当時も今も世間知らずの箱入り娘という認識に変わり無く。薬の奪取とこれ以上自身に関わってはならないという二律背反を抱え、再び此方に伸ばされた右手を今度は愛撫するように絡め取ったかと思えば薬はまた雪の上に落ちるだろう。彼女を見下ろす表情に色は無いが、褐色の双眸だけは熱を孕んだように鮮やかで。) 「─────」 (次いで凭れていた路地の壁に彼女を押し付けるように迫るなら、呪縛にも似た愛の言葉を囁き熱を奪われた冷たい自身の唇を静かに彼女のそれに押し当てようと。抵抗や拒絶の言葉を口にしようものなら、自身の熱い吐息がそれを阻むかもしれない。だが、飽くまで彼女を拘束する力は殆どなく、逃れるつもりなら容易に突き飛ばす事が可能な筈だ。)
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