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不意に昔を懐かしく思い返して、立ち寄ろうとした場所はいつの間にかなくなってしまっていた。当たり前の様に其処に在り続ける物なんてないのに、相変わらず馬鹿で間抜けな俺は、アンタから貰った言葉を形に残すことすらしていなかった。アンタが俺を想って綴ってくれたのに。 そんな自分自身に呆れる。幾ら後悔しても、どう足掻いてもどうしようもないところが、俺達の関係に似ていて、また、哀しい。そう思いました。思っていました。 なんつーかさ、俺達って、本当奇跡なんじゃないかって思う。 あんまり気味悪がらんで下さいよ?随分前からこういった場所には足を運んですらいなかったんですからね。本当の本当に、偶然、また懐かしくて愛しい姿を見掛ける事ができた。 そんでさ、素直に嬉しいと感じる訳ですよ。やっぱり愛しいと感じる訳ですよ。 あー生きてるんだと、しかも時折俺の事思い出してくれてるんだ、と。もうさ、これだけで充分満たされる。 俺の事で苦しめてごめん。アンタの事弱くて汚いなんて思ったことはないし、そんでアンタにそう感じていて欲しくない。俺が言うんだから、それだけでも信じて下さいよ。大袈裟だって笑うかも知れませんが、生きていてくれてありがとうって、それだけでいいって誰よりもアンタに伝えたい。 嫌味でも皮肉でもなく、こんなに俺を喜ばしてくれるの、アンタだけなんだから。…なんて、恨み言みてーな発言してた時もあったから、説得力ない気もするけど。今は、信じて欲しい。 只一つ懸念されるのは、移ろう時代に伴いこういった場所がなくなって、今度こそアンタと結び付く手段がなくなる事かなぁ。 なぁ、アンタはどう思ってくれますか。 それもまた運命だと、頷ける日がくるんでしょうか。こうしているのも、奇跡みてーなモンだもんなァ。 もう俺の前に現れるつもりはないのかも知れませんが、どうかそんな事言わずにさ、時々でいいから思い出を懐かしんで、幸せな夢に浸って、どんな感情でもいいから気持ちを吐露しちゃくれませんか。例え何年経っても、何処にいても見付けるから。沖田さん。 支離滅裂になっちまったけど兎に角。 俺は笑って、生きて、そんで元気でやってます。 アンタもそうだといいなぁと、願うばかりです。 一人で抱え込んじまって、ツライめにあってないといい。アンタを支えてくれる人が、アンタの近くに一人でも多く居てくれるといい。 そんで、俺もその内の一人な事を忘れないで。 言葉を残してくれて、本当にありがとう。 じゃあ、また、いつか。
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