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しかし、銃を向けた場所には既にリオの姿はなかった。 「……っ!!」 女の首元にはヒンヤリとする感触。女は真っ青になりながら目だけを下に向けた。そこには鈍く光る短剣を自分の首に突き付けているリオの姿があった。 「『蒼い薔薇』をなめてもらっちゃあ困るな、お姉さん。」 リオの目が鋭く女の顔を捕らえた。 「…っ助け、」 女が隣にいる男に助けを求めて顔を向けるが、女は言葉を失った。 「いやー残念。君達に逃げ場はないようだ」 そう言ったのは男の首に銃を突き付けている、もう1人の少年。 少年の耳には蒼いピアスが光った。 「レオ、……王子とシリウスは?」 リオはそのレオと呼ばれる少年に言った。 「大丈夫。ちゃーんと保護したよ、リオ」 「……そっか。」 「本当、それにしても…リオ。囮捜査、ご苦労さんでした♪」 レオは口角をあげてニヤッと笑った。
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