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「"これ"は入れ物でしかない」 英が男の胸に頬を擦り寄せながら、右手の平で腹や腕、脚など、体全体をゆっくりと撫で回しながら囁く。 男は吐息を漏らして何度も英の額に口づけをした。 英はそれを否定するように首を横に振って指を男の首元に這わせる。 更に手の平は顔を撫でやがて頭部へと辿り着き、突然男の髪の毛を思い切り毟りとった。 英は抜けた毛髪の束を男の口の中へ押し込む。 「貴方の体も口づけも愛撫も、嘘くさくてしょうがない」 英は左手に握っていた斧を男の頭めがけ勢いよく振りかざす。 斧は予想以上に刃渡りがあり、頭部だけではなく顔全体にまで深く突き刺さる。 途端に血が噴き出て英の裸体を真っ赤に染めあげた。 男の鼻はちょうど半分に割られ、眉や眼、唇は顔の中心に寄り集まるようにして沈み、刃の下に隠れて見えなくなる。 英が斧を突き刺したまま柄から手を離して、粉砕した骨にまみれた男の脳を潰れた頭の中から引きずり出した。 血ではない、名も分からぬ濁った液体が、脳と一緒に床の上を滑った。 英は微笑すると異臭を放つそれに頬を擦り寄せて口づけする。 「これこそが僕に真実の愛をくれる、僕の大切な"貴方"なんです」END
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