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あらすじ
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俺が定期的に買っているファッション雑誌がある。10代20代に人気の、最新の流行を詰め込んだファッション雑誌だ。 「あ、そういえば今日雑誌の発売日だ。買いに行かないと」 帰りのホームルームも終わり、スクールバックに教科書や何やらを詰める。 今日は日向も登校している日。 仕事で忙しい日向だが、平日にオフがあればなるべく学校に来るようにしている。…まあ、授業にはなかなかついていけていないみたいだが。ちなみに日向が登校している日は、女子だけでなく男子までもが日向に熱い視線を向ける。注目を浴びる事に慣れている日向は、特に気にしていないようだが。 スクールバックを片手にぶら下げた俺は、まだ帰る準備をしている日向の席へ行く。 「日向ー帰ろうぜ」 「うん」 「なぁ日向、今日帰りに本屋寄ってかね?」 「いいけど、何か買うの?」 「ああ、ちょっと雑誌をな」 毎月20日に発売のその雑誌。校門を抜けて、俺は日向を連れて本屋に向かった。 今日あったことや授業のこと、俺と日向は他愛もない話をしながら街中を歩く。 こうして人前に出る時は、日向は伊達メガネをつける。堂々と歩いて、街中がとんでもないことになっても困るからな。 それでもやはりアイドルオーラが出るらしく、通りすがる老若男女が、俺の隣の美少年を振り返る。 「あ、尚人、クレープ売ってるよ!美味しそう」 歩いている途中、日向がクレープワゴンを指さした。 「食べたいの?」 「うーん……、チョコバナナクレープ美味しそう…。僕買ってくるよ!尚人どれが食べたい?」 ニコリと笑って財布を取り出す日向。 俺の分を奢るつもりだろうが、それだとなんだか彼氏として納得いかない。 「いいよ日向。俺が買ってあげる」 「え、そんないいのに…」 「…俺はお前の彼氏だろ?」 日向の耳元でそっと囁くと、日向は少し赤面した。 その姿を見て満足した俺は、クレープワゴンへ行きチョコバナナクレープとキウイホイップクレープを注文した。 「ほら、日向の。」 「ありがとう…」 嬉しそうにはにかむ日向。そのままクレープにかぶりついた。 「おいひい〜…」 もぐもぐと幸せそうに食べる日向の横で、俺も自分のクレープをかじる。 「クリームも美味しい〜♪」 「…日向、」 「…え?」 「ついてる」 周りの人間が見ていない隙を狙って、日向の唇の端をペロッと舐めとる。 「なっ尚人…っ!」 「んー?」 驚いて真っ赤になり立ち止まる日向を置いて、俺は自分のクレープにもう一度かじりついた。 ---------- このあとも長くなるので、ここで切らせていただきます!すみません! サイト「僕をかまって!」、ぜひ来てください!他にもお話置いてあります(o^^o) 甘エロ小説サイトです!
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