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学校の怪談ではありませんが、私が体験したことをお話させていただきます。 私は誰に似たのか、特異体質というか、霊感があります。 夏ごろのことでした。休み時間、友達の女の子が私のことを好きと言っている男の子と話をしていました。そして成り行きで腕相撲をしようと言うことになり、手を握ろうとしました。その時、暫く前から男の子の後ろにいた防空頭巾のようなものを着た子が目の色を変え男の子に触ろうとしました。 「(ヤバい!)」 直感的にそう思い、 「〇〇に触らないで!」と、教室中に響く声で叫びました。皆は誤解して私を茶化しました。そしてふと目の前をみると、自分より背の低いその男の子が私を覗き込み睨んで来ます。 そのまま憑かれ、廊下を歩いていたら、違うクラスの私のことを好きと言っている男の子が引きつったように「〇〇〇、お前なに背負ってんだよι」と話かけてきました。その子は家族揃って霊感が抜群に優れており、すぐに助けてもらえました。そしてその子はその霊を連れて家へ帰りお母さんに「何を連れて来てるの!」と叱られたそうです(笑)でも、本当に助かりました。
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