前立腺ブイブイ攻撃!
悶絶必至の究極アイテム
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界怨「…さて、ゴーズが寝たことだし…」 界怨は着ている服の内ポケットから小さい箱を取り出した。 界怨「まあいい。この細胞の研究の続きだ。途中でゴーズが起きたら…まあいい、すぐに中断は出来る」 小さな箱の中には、肉眼では見えないような小さな物が入っているらしい。 界怨「………やはり、不思議だ…この男…」 どうやら、ゴーズの身体の細胞のようだ。 界怨(エルフだか、フェアリだか知らないが…これは生物の細胞じゃない…少なくとも、僕の知らない細胞だ………炭素…いや、白金……なんなんだ、これは…) この男は、ガラスでできた小さな六面体を見つめている。中には細胞が入っているらしいが、どうみても何も見えない。 この男は、一度は死刑となり、最終的には国を追放された。 死刑となった理由は、連続通り魔殺人、及び爆破テロ事件、及び人身売買、及び非合法の実験による人権侵害、及び不法占拠、及び……まだまだあるのだが、これらを五年間に渡り行い続けてきたからだ。 本来、無駄な殺しを嫌う倭国に死刑はないのだが、国民の九割が死刑に賛同したために一度は可決された。 …だが、可決された直後、彼は信じられない行動を取った。 自らの首をその場で、しかも自分の両手で締めて、ちぎり落としたのだ。 その場にいただれもが唖然としたが、そんな中で最初に声を発したものは… 「こんなことで許されてしまうのなら、何度だって死んで見せよう」 …まさしく、たった今首が落ちた男から、声は発せられた。 国を追放された理由は…そんなのは言わずともわかるだろう。奴は狂っている。死を難無く受け入れ、そしてその場で首を繋げて蘇って見せた。 界怨「絶えず変化し続ける細胞…硬質化したと思えば軟化…変質細胞、とはまた違う……うん、まあいい。とりあえず町で布を買っていこう、狙われた理由も結局わからないし、身を隠す物が欲しかったところだ。あの猫も気になるが…見たところ、研究の対象外だな。あの剣が取られたのは惜しいが、今はゴーズの身体細胞の方が…」 ぶつぶつと一人言を呟きながら、界怨は一人で町の中へ歩いて行った。
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