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応募作品 #123 「君は害虫」 しもつき、七 上手いです。実に。上手い作品です。 作者が少し背伸びしている言葉が良い方向へと働き、ともすれば詩として平凡になりがちな内容を視点の見せ方で、非凡なそれでいて可愛らしい体温のある作品の方へ転じさせていっています。 完全なる読み手に均せて作品の中へ没入させる、それでいて完璧ではないので入り込みやすく人間的な内部を知ることが出来、照らされていく。 それを実践しているような稀有な作者だと感じました。 咬合できないね わたしたち 色欲だって燃やされちゃうんだ もうきたならしく火のなかだ 害虫ならば潰せるよ 舌ざわりのよくない欲情みたいに かなしいものではないじゃん 、 わたしたち 死につづけなければ ここで轢死/するんだ 夕方は水のようにながれる群青をつかまえて、 そろそろ咬み合いましょうかと つたえる唇もなく このつながりは特別に見事です。咬合を分け切断し、火中に水を通していくことで広がります。 少しだけ気になったのは、そう思うと、 君は害虫 のありきたりさと、 わたしの思惑や、みぎ手、怒りであったものが もうあとかたもなく模倣されて 暗転してゆく はもう一歩工夫できるようにも感じました。けれどもその隙が良質でもあるので、あまりかっちり創造しないで欲しいな、とも感じています。 刺激を受けました。 心の底から発声します。ありがとうございます。
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