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・「before dark , before daylight」 いとうかなめ 流麗な詩だと思いました。 タイトルの如く「黄昏前、暁前」に夢の中を歩いているような感覚。 それが故なのでしょうか、 ぼやけているような、切れ切れに浮遊するような、どこか遠い目線が、 ラストで焦点を結び、目覚めたという感じでした。 そのラストの鮮明さが、とても美しいと思います。 ・「木陰」 田崎智基 新しい手法で書いてみようと思ったのでしょうか。 句読点ひとつひとつからして、敢えてリズムを外して表現しようと苦心なさったのではないかな?と思いました。 ずらした句読点から生じる違和感が狙いであれば、この詩は成功したと言えるのでしょうが、 私としては、すんなり読みたかったです。 筆を抑え、無駄を削ぎ落としたかのような、詩自体の、 穏やかではない感情が見え隠れしながらも、 静謐で、どこかしら明るい雰囲気は、良いと思います。 ・「こぼれおちる中にたったひとつだけ残されるものがある」 ホロウ 前半部分は主人公とユウの交流が詳細に描かれており、 私はユウという少女が大好きになりました。 そう、「おかしくないよ、ユウは」なのです。 無垢の化身のようなユウが、意図的なのか無意識なのか分からないほど、自然に表現されていて、 前半部分は見事だ!と思いました。 ところが、主人公が自殺して生き返ると、ユウが身代わりで死んでいる。 この後半部分のテンションが、ガクッと落ちて、前半が魅力的だった分、余計に物足りなく思える。 (意地の悪い見方をしたら、後半部分は疲れて端折ったかな?とも) 作者にとっては予定通りの展開なのかもしれないけど、 後半部分も前半部分と同じテンションで書いて欲しかったな、と思います。
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