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・「君は害虫」 しもつき、七 何故、こんなに絶望的で切ないのだろう、 と思いました。 一見、リビドーに即しているようでありながら、実はリビドーが不在なのではないかな?とか、 少女期特有の多感な矛盾を感じました。 多少、ことば足らずな部分があっても、流れや雰囲気で読ませてしまう(読んでしまう)。 で、何となく分かったような気になる。 そんな風に書けることは、ある意味、凄いと思います。 現時点では、技巧にこだわらず、のびのびと書いてほしいと思います。 ・「質りょう」 腰越広茂 なぜか「宇宙」のイメージ、です。 抽象的だからかな?と思えば、そうでもなく、 ひとことひとことが、「これでもか」というくらい選りすぐられているのに、 やっぱり抽象的な感じがするのです。 思うに、「ひとこと」のインパクトが強すぎて、結果的に「想い」を殺してしまっているのみならず、 ひとことひとことのイメージから「宇宙」なのかな?と。 敢えて「想い」を生々しく出さないことを意図したのであれば、この詩は意図通りなのでしょうが、 もう少し強く「想い」をにじませた方が良いのではないかなと思いました。 けれど、>それは帰れない真夜中だ >波間のの君よ から最終連は、 とても美しいと思います。 ・「卵を、」 ブリングル 一時選考の時は、直線的なことばの強さがいいと思いました。 初読で目を引く詩です。 ですが、本選考の時には「平坦」だな、と思い、 感想を書いている今、 正直に言えば、「何十回も読み返すと飽きてくるな」が、本音です。 決して筆力が無いワケではないので、 もっと深く、感覚の触手を伸ばしてみて貰いたいです。 深さが出できた時の詩を、読んでみたいです。 ・「Soundscape」 はらだまさる 短編小説の中の「詩」を、読んでる感覚でした。 書き手としては、全てを余すところ無く書き尽くしたい、そして(この詩に限って言えば)、流れの中の細部が大切なんだ、ということは分かります。 よく書けている。どこも省けない。 それを承知の上で、敢えて言います。 「私が詩に関わってなければ、スルーします」と。 香瀬行鵜さん然り、 「力作だ。良い詩だ。」と分かるだけに、 素人に近い読み手である私はいつも葛藤します。 「読み手が長さで疲れてしまう詩は、如何なものか」と。 もちろん、御自身のスタイルを貫かれることに何ら異存はありません。 ですが、良い詩であっても、何十回何百回、繰り返し読むのはしんどいと思う読み手も居るんだなぁと、 頭の片隅にでも覚えていていただければ幸いに思います。
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