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以下、選考には絡みませんでしたが、個人的に気に入った作品です。 ・「オーケストラ」 水瀬史樹 コミカルなタッチとスピード感、シッチャカメッチャカな慌ただしさが、 面白くて良いと思いました。 タイトルの如く「オーケストラ」バトルバージョンの詩なのですが、 思い浮かべたのは、大都会の朝の通勤ラッシュです。 よほど激しい曲を指揮しているんだろうなぁと(登場する武器にたじろぎながらも)、深さや情感などを気にせず、ただ単純に楽しく読ませていただきました。 ・「交通誘導涙賛歌(こうつうゆうどうるいさんか)」 菊西夕座 ・「厭になります」 古月 共に「生活苦」を詠い、リフレインを多用して強調しながらも、 正反対の印象を持った作品です。 「交通誘導涙賛歌(こうつうゆうどうるいさんか)」は、 まず、ひとことひとこと区切ることで、リズムの良さが際立ち、思わず鼻歌で歌ってしまいそうな感じです。 主人公の過去の在り方がサラリと語られ、今はなりふり構わず働き、生活するだけの日々。 重く悲惨に書こうと思えば、いくらでも書けるだけに、 敢えて重くせず、 俳句を思わせる「軽み(かろみ)」を含んでいるところが良いと思いました。 「厭になります」は、 一見「軽み(かろみ)」があるようでありながら、 よくよく読めば、かなり重いです。 内職の白い花だとか、美しいアイテムの下から見えるのは、 「涙」であり、「嘆き」であり、ほとほと疲れ果てた虚しさです。 ですが、ただの「お涙頂戴もの」になっていないところが良いと思いました。 個人的に、どちらの作品にも共感します。 ・「魔王、出撃す」 ・「おれの危機」 さとうしお おそらく、かなり書ける方だと思うのですが、 今回のこの二作品は、心底笑わせて貰いました。 浅いようで深く、 荒唐無稽なようで筋が通っていたり、 思い切りよくナンセンス。 と、そんな解釈は抜きにして、 とにかく痛快でした。 二作とも大好きです。 ありがとうございました!
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