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「マッスル・ドッグ」七瀬俚音 比較的長いテキストですが、個別の連を読んでいてもあまり苦には感じない、そこはやはりリズムの軽妙さ故ではないでしょうか。 >ような が少しばかり煩いですけれど。 しかしながら、個々の連のジョイントに濃淡や強弱はありますけれども、(全体的に所謂現代詩的な巧さではなく歌詞的な筆致がある程度は効果的に作用しています)ただ、バランスが必ずしも良くはないので、平坦さや凡庸さへと収斂してしまいがちなギリギリのラインではないかな、とも。 >ゴツゴツしている なる評が他の審査員からありましたが、なるほどといいますか、テンションの低い部分でのスムーズさを欠いているきらいがなくもない。 惜しいな、と思いましたね。 あとは、この作者の手癖だとは思いますが、どうしても無用に遊ばずにはいられない箇所が「ららら」同様に散見されます。これは読み手の嗜好の問題なのかもしれませんが、跳んだり連れていかれたりするテキスト自体の魅力を作者の予想以上に削ぎかねないので、悶着を告げたくなる。審査員として、というよりは一人の読者としては醒めてしまう、そこもかなり残念でした。もちろん、読み手によっては「ウケる」かもしれませんけれども、それならそれで徹底した方が、テキストの新しい表情が楽しい旗の如く翻った筈です。やや中途な具合が、双方に不満足感を与えるのでは、と私は感じました。 筆は、ユニークです。親和力もある。それなりの世界観も感じます。 いろいろと惜しい佳作です。でした。 御応募、ありがとうございました。
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