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道に迷っていたら きゅうに 座らされ 火葬されたシーラカンスを どうぞ召しませ。 メインディッシュは これだけですか 赤ワインを飲み干して いえじはどこかしら 家路はどこかしら。 その 晩 シャワーを浴びていると いる、そのときに きっと魚の骨は焼却炉に捨てられて 二度目の火葬 煙 そうして 降りかかる水をよけることができずに その場で溺死した してしまったことはしょうがないの……。 仕方がないと、 とけてゆくからだを放置して 下水道でめざめはじようとする 自我 ああ、この場所がたいせつなのだと 液体を感じる仔 それ その仔こそが液だ。 海だ。 海面は雲を召喚する。 傘を持って出かけると ひらくときがありました。 このしずくが あの 魚であったのだ あの 仔どもであったのだ
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