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2XXX年、地球に一筋の光が降り立った。直径僅か数センチばかりの種である。 半年後、その種は実を割り発芽し花を咲かせた。花びらの大きな真っ赤な花である。その花は種子を飛ばし他の植物と交配して花を増やそうとしたが、その殆どが失敗に終わっていた。しかし、その全てが失敗していたわけではなかった。 例の花を見つけた植物研究家がいた。花粉についた種子を持ち帰り研究を重ねた結果、今までに地球上では発見されている事のない新種だという事が判った。そして、更に驚くべきはその植物に精神体のようなものがある事であった。精神体というべきなのか…そな植物は音や温度によって刻々と姿を変化させていた。 研究家の山崎という男はその植物に没頭していた。 ある日に山崎は小さなケースから大きなケースへその植物を移した。植物は葉を大きくし、蕾をつけた。 「ようし、もうすぐで花が開くぞ!!」 しかし、蕾をつけたまではよかったのだか、中々花は開こうとしなかった。 そんなある日に山崎の研究室に大学時代に一緒の研究室にいた友永有紀がやってきた。友永とは恋人同士であった時期もあったが、山崎が余りに研究熱心な為、有紀が愛想を尽かしてしまった仲。だが、有紀はそんな山崎を放っておく事が出来ず定期的に様子を見に研究室を訪れていた。 「浩二、今度は何の研究してるの?すごく熱中してるって聞いたけど」 「凄いんだ有紀。もしかしたら俺は神の領域にすら達してしまったかもしれないんだ…こっちだよ」 山崎の散らかった研究室を歩き、例の植物の育てている部屋へ案内した。 「な、何これ!?」 有紀は植物を目にした瞬間に背筋が凍る気がした。今までに見た事のない何とも形容しにくい色をした蕾をつけた植物であった。 「もしかしたら地球外生命体だよ」 と、小声で山崎が言った。
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