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それは、カラオケ終了10分前をつげるコールでした。祐子は「助かった」と想ったと想います。吉野の手は名残惜しそうに祐子の胸から離れ、カラオケ終了となり、清算は当然吉野が一人で持ったそうです。この間も祐子は、酒の酔いとさっきまでの悪夢との影響からかまだ、ロビーの椅子に座るのがやっとの状態だったみたいでした。祐子の横に真理ちゃんが来て「大丈夫?」と介抱してくれたそうです。祐子はその時真理ちゃんに何があったかを話すかどうか迷ったそうですが、雰囲気を壊すのを恐れたのと、自分の恥ずかしさを隠したかったのでしょう。あるいは、まだ酔いで朦朧としてたのかもしれません。ただ「大丈夫だょ」と答え、何があったかを話さなかったようです。そして、どうやって、それぞれ帰るかと言う話になったようですが、まず、由美さんは山口さんと一緒に帰ると言う事になり(実は由美さんは山口さんを狙っていたらしく、そのためのカラオケだったらしいのです)祐子は真理ちゃんと帰れると想っていたらしいのですが、真理ちゃんはすぐに彼氏に連絡をしていて迎えに来てもらう事になっているそうでした。祐子ももし、この時私に電話をしていれば、この後の最悪な事は回避出来ていたかも、知れませんが、時間が12時になっていて、俺が寝ているかもしれないと、気を使い、一人タクシーで帰るつもりだったようです。真理ちゃんは「うちの彼氏と三人で帰ろうよ」と誘ってくれたのですが、そこへ、吉野が現れ「祐子君は大分体調悪いみたいだから、私が連れて帰るよ」と二人に話したそうです。当然祐子は「いえ、大丈夫です。一人で帰ります。」と突っぱね、椅子から立ち上がったのですが、酔いでふらつき、倒れかかる所を吉野に支えてもらう体制になってしまいました。吉野は祐子を支えたまま、タクシーに祐子をのせ、すぐに自分も乗り込むと、心配する真理ちゃんに「後は大丈夫、任せなさい」と告げ、車を出させたそうです。日頃はいい顔を見せていた影響か、真理ちゃんもあまり強く引き止める事もなく、タクシーは、吉野と祐子の二人を載せ、カラオケ屋を後にしました。
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