メッセージの編集
お名前
本文
たわいもない話しをしていると,楽しい時間はあっと言う間に過ぎた。 店を出て,家に向かい歩いていた。 「竜ちゃん‥」 腕を組もうとする美樹に 「お前は人の嫁さんなんだから‥ 誰に会うかわかんねぇんだから。 な‥」 「そうだね。」 「あぁ。 気をつけて帰れよ。」 もう元には戻れない‥ 一緒にいるとどんどん別れ辛くなる気がした。 「竜ちゃん‥」 「お前ももう帰れよ。 楽しかったよ。」 「イヤ! もう少しだけ‥‥ 竜ちゃん‥お願い。」 竜ちゃん‥ もう少しだけ‥ 中学の頃,付き合い出して一緒に暮らす様になるまで‥ 妹がいたら,こんな感じなんだろうな‥ こんな俺でも‥ 頼られてる気がした 「竜ちゃん‥」 「大丈夫なのか?」 「いつも遅いから‥ 竜ちゃん‥」 そんな時,俺の携帯が鳴った。 『何時に帰ってくんの? ご飯用意して待ってんだから電話くらいしなさいよ!』 「悪い。 知り合いに会ってさ。 飯,食べたんだよ。 ホントごめん。」 『もう作ってやらないからね。 明日,仕事でしょ! たまには早く帰ってきなさいよ!』 一方的に言われて切られた。 「おばさん?」 「あぁ。」 「おばさん,元気?」 「あぁ。聞いたろ? 変わりようがねぇよ。」 「良かった。 元気なんだ‥」 美樹の事も小さい頃から知ってるお袋は,結婚した時は凄い喜んでいた。 「お前,気に入られてたからな。」 「なんかおばさんに会いたいな〜」 「ヤメとけ。 お前はもうウチとは何の関係もねぇよ。 もう帰れ。」 「竜ちゃん‥」 美樹の呼ぶ声がした‥ 「今日さ‥美樹に会ったよ。 偶然‥」 「そうなの? 元気そうだった? 何で連れて来なかったのよ‥」 「結婚してんだぞ。 連れてくる訳ねぇだろ!」 「そうだね‥ 元気だった?」 「あぁ‥ 全然,変わらないよ。」 「そう‥」 「寝るよ。」 なんかお袋の顔を見てるのが辛かった。 竜ちゃん‥ いつもそばにいた。 小学校の頃,友達と野球してる時も‥ 中学になって何もかもに当たり散らして,女なんか怖がって寄り付かない時も美樹だけは‥ 初めてキスした日‥ お互い初めて同士で裸になったは良いけどどうすれば良いのかもわからなかった。 竜ちゃん‥ ずっと竜ちゃんと一緒にいたい‥ 美樹の事,大切にして‥ 思い出すと目が冴えて眠れなかった。
設定パスワード
画像ファイル
編集する
削除する
18|本当にいいの?
禁|処女に中出し!
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]