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中学の三年の時だった。 初めてでわからなくて,人に聞く訳にもいかなくて‥ 三回目で初めて美樹と一緒になった。 痛そうで途中で止めようかと思ったけど美樹は一生懸命耐えてた。 その時,美樹に傷を負わせて‥ 一生掛けて守ってこうと本気で思った。 高校は市内でも評判のバカ校だった。 また選りに選って同じ代の有名な奴らが揃っていた。 一学期の終わる頃にはクラスの半分近くが辞めてしまって,異例のクラス編成が夏休み明けにあった。 9クラスあったのに編成後には4クラスになっていた。 その頃は暴走族も下火の時代だったが辞めた奴らを誘ったり,それぞれの中学の時の奴に声を掛けたりして話しがまとまって結成する事になった。 ウキウキとして弾んだ気持ちになれたのは生まれて初めての気がした。 「上も下も入れねぇでさ‥ケツ持ちのヤクザとかもシカトしてさ,俺らの代でパッとやってパッと終わらせようぜ。」 「バカやってられんのも今のうちだけだからよ。」 「伝説のチームって語り継がれる様なカッコ良いチームにしようや。」 最高だった‥ 一つの事にバカな俺らが夢中になって‥ 「頭は誰がやる?」 派閥みたいなものがやっぱりあって,それぞれのアタマを押し合ってた。 「つまんねー事でいがみ合うの止めようぜ。 誰でも良いじゃねぇか。二人でも三人でも‥ 一つになろうって時にこんな事で揉めんの止そうや。」 ○倉ユウタ‥ 俺と同じクラスの奴だったが,なんか筋が通ってて気持ちの良い奴だった。 「楽しきゃ良いじゃねぇか。 ヤクザや右翼じゃねぇんだから上もなきゃ下もナシでよ。」 バイトして近くの先輩に譲って貰ったXJ‥ 毎日が楽しくて仕方なかった。 3年の夏だった。 九十九里の海に美樹を後ろに乗せて遊びに行った。 二人で時間が経つのも忘れて海で遊んで帰り道だった。 一台の単車とすれ違った‥続いてもう一台‥ ミラーを見てたらすれ違った単車がUターンするのが見えた。 美樹は気付いてない。 「美樹‥やべぇよ。 振り切るから掴まれ。」 「え? 何?」 「掴まれ!」 地元のチームに囲まれんじゃないかとビビって‥ 慣れない田舎道で砂利に乗り上げて気を失った‥ 気付いた時は病院のベッドだった。 美樹は‥ 「気付いた?」 「女は? 美樹は?」 「彼女も脚折って,上の病室よ。」
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