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辞めちまうか‥ かなり自棄になってた。 今時,高校位出とかないと‥ バカ校出たって自慢にもならねぇか‥ その時はかなり悩んだ。 お袋は 「自分の人生なんだから,自分で決めなさい。 続けたきゃ一年位なら面倒看てあげるし。」 ただそれだけだった。 結局‥ 卒業する為に一年間続ける事にした。 一コ下の奴らに混じって‥ 「せんぱ〜い‥」 ナメた口きく奴がいた。 ブッちめて 「○○さん とこれからはお前だけは呼べ。 良いな?」 一年間は死んだ様に大人しくしてた。 正直つらかった‥ ツレと呼べる奴もできなくて,孤立していた。 卒業して,知り合いの人に世話してもらって車の板金屋に就職した。 あと一年したら美樹も卒業する‥ 風邪をひいて仕事を休んでた時だった。 お袋も仕事に出てていない‥ 薬がないかと,引き出しを漁ってた。 どこ捜しても見つからずある訳無いのに押し入れの中まで漁った時,隅の方に小さな段ボール箱を見つけた。 ヒモで厳重に括られて,見てはいけない物の様な気がしたが好奇心を抑えられなかった。 桐の箱に納められた杯‥古びた写真‥ 若かったお袋と,仏壇の遺影でしか見た事のない親父がどこかに行った時の物だろう‥ 笑っていた。 お袋って‥ 今では想像できない位‥綺麗な人だった。 親父は‥ ヤバそうな感じ‥ お袋って‥親父が死んでからずっと一人だったのかな‥ そんな事考えてる時,電話が鳴った。 「竜一 熱下がった? 今日はすき焼きにしようか。 早く帰る様にするからふらふら出歩かないで家にいなさいよ。 わかった?」 「わかってんよ。 大人しくしてるから‥」 美樹からも電話があった。 「竜ちゃん風邪どう? お見舞い行っても良い?」 「平気だよ。 移るから来るなよ‥ またな。」 なぜか今日はお袋の事を待ってようと思ってた。 ビールまで買い込んできて,お袋は上機嫌で一人でペラペラしゃべりまくって潰れてしまった。 「おい‥ 起きろよ。 こんなとこで寝たら風邪ひくぞ。 おい!」 揺すっても何しても起きなかった。 「ったく‥仕方ねぇな〜」 布団を敷いてやって,担いで寝かせてやった。 「竜一〜」 「なんだよ。 起きてたのかよ。」 「あんたに抱っこしてもらうなんてね‥」 「あそこに寝かせとけねぇだろ。 もう寝ろ。 片付けとくから。」
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