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車の板金屋‥愛車のローレルをいじったりするのに都合良いと思って。 騒音と塗料の匂いに耐えられなくて辞めた。 車の修理屋‥ 鳶‥ 鉄筋屋‥ 世の中には色んな仕事があると知った。 建築の職人が向いてる気がしてた。 美樹と一緒に暮らす様になった頃,一班の中の宿長になった。 仕事も結構覚えて,楽しかった。 型枠大工や鳶‥ 設備屋に土工‥ 昼の一服の時だった。 若い奴が大工とケンカになった。 俺と大工の宿長が,事務所に呼ばれて監督と三人で話しした。 監督はどっちの肩を持つでもなく,大工に枠をバラして鉄筋屋に仕事させる様に言っただけだったのに,大工が若いのを集めて帰ってしまった。 俺たちも仕事にならず帰ろうとすると監督が 「俺が,バラすから。」 とラチェットとバールを手にして,事務所を出て行った。 若い奴が 「普段,偉そうにしてんだから見てようぜ。」 と笑いながらツレと話してた。 俺も始めは同じ気持ちだった。 夏の暑い時期で日陰でお茶飲みながら,見ていた。 真っ白な作業がみるみる黒くなって,ホームタイに引っ掛けてズボンまで破れても奴は一生懸命だった。 「おぉ! 誰か手ぇ貸してやれよ。 元はと言えばおめぇらが悪ぃんだからよ。」 「もうちょっと見てようぜ。」 笑いながら答えた奴が無性にムカついて 「行け! 命令だ!」 飲んでたジュースの缶を投げつけてやった。 「何すんだよ! 宿長だからって‥」 「おめぇにはもう何も言わねぇ。 何も感じねぇのか!」 そいつはふて腐れて座り込んだままだった。 「あと少しなんだがな‥ やっぱ餅は餅屋だな。 簡単そうに見えんだけど‥」 凄ぇ‥ 監督さんが輝いて見えた。 つまんない事があれば,ふて腐れて当たり散らしてる俺なんかよりよっぽどカッコ良かった。 大工や俺らに腹立てるでもなく,完工って言う目標に向かって工期のズレるのだけを恐れて,職人が動かなきゃ自分が動くって姿が尊敬した。 『そんなヒマ無かったよ。あんた育てるので精一杯‥』 いつか話してたお袋の言葉を思い出した。 カッコ良いな‥ 監督さんもお袋も‥ 目的を持ってる奴は誰にも負けねぇよ。 なんかジ〜ンと来た。 このままで良いのか‥ こんなその日暮らしみたいな毎日で‥ もっと先の事,考えねぇと‥
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