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仕事は勉強になる事ばかりだった。 何も知らない俺を使ってくれた社長の為に‥ 美樹の為に‥ 自分の為に‥ 少々の嫌な事にも腹が立たなくなった。 はずだった‥ 入った時から上から物を言う奴がいた。 俺の教育係って事でいつも一緒にいさせられた。 一年位経った頃だった。 以前の様にデカい現場を取れる会社の規模ではないんで,いつも戸建てとかせいぜいアパート位だった。 どう言うツテだか,RCの三階建てアパートの駈体工事を請け負ってきた。 その気に入らない上役と俺が担当になった。 以前の経験が生きて,土工,仮枠大工,鉄筋屋,鳶‥の職人が奴を通り越して俺に専門的な事を聞いてくる様になっていた。 俺も調子に乗ってたところもあったのかも知れない‥ 奴も面白く無かったんだろう‥ つまんない事でグチグチと絡まれた、 「何が気に入らねぇんだか知らないけど,勘弁してくださいよ。」 「なんだと!」 抑えようとしたのが余計気に入らなかったみたいだった‥ 「すいません。 揉めたくないんですよ。 悪かったら謝りますよ。 止めましょうよ。」 俺のそんな態度が益々,気に障ってしまったらしい。 気付いた時はもう遅かった‥ 手は出さなかったが会社に顔出す事ができない状況になっていた‥ 抑えてたのに‥ やっぱ無理なのかな‥ 帰って美樹の悲しむ顔が見たくなかった。 まだ一人でいる奴の所へ転がり込んで,飯食いがてら行った居酒屋で憂さ晴らしに,騒いでたサラリーマンの奴らにケンカを売った。 勝っても自己嫌悪に陥るだけだった。 こんな方法でしか発散できない成長のない自分に。
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