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ツレの所に転がり込んで‥ 3日位した時だった。 「美っちゃん,良いのか? 心配してんぞ。」 俺もそれが気掛かりだった‥ 「世話になったな。」 「早く,帰ってやれよ。」 アパートに帰るとまだ美樹は仕事から戻ってなかった。 飯でも作っといてやろうかな‥ 米をといでたら,泣けてしまった‥ 不甲斐ない自分に‥ 何をやっても中途半端な自分に‥ 美樹の悲しむ顔を想うと‥ 鉄骨の階段を上ってくる音‥ 身構えてしまう。 「竜ちゃん‥? もう心配したんだから,バカ〜!」 泣いてしまった。 「悪い‥ ごめんな。」 「どんだけ心配したと思ってるの?」 「ごめん‥ 美樹‥話しがあるんだ。」 「会社から電話あったから知ってる。」 「そうか‥ ごめんな‥やっちまった。」 「仕事の事より‥ 無断で連絡もくれない方が怒ってる。」 「ごめん‥ 合わす顔がなくて。」 「社長さんが連絡欲しいって。」 「そうか‥」 「電話して。」 「しにくい‥」 「竜ちゃん‥ 竜ちゃんはもっとカッコ良い男だったはず! 逃げてばかりじゃん。 ダメなら次また捜せば良いじゃん。 私だって働いてんだから少し位は。」 返す言葉がなかった‥ 「電話すれば‥」 「うるせ〜! したけりゃするし,したくなきゃしねぇ! お前がごちゃごちゃ言うんじゃねぇ!」 「結局,逃げてんじゃん。 カッコ悪いよ竜ちゃん。 もっとビッとしてよ!」 意地になればなるほど‥ 素直に電話しとけば良かった。 今更‥ 引っ込みがつかなかった。 「竜ちゃん‥」 いたたまれなくて部屋を出た‥ 美樹と別れたつまんないケンカだった。 「別れようぜ。 俺は所帯持ったりするガラじゃねぇんだよ‥」 「竜ちゃんがそうしたいんなら‥」 こうして別れた。
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