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「美樹と別れる事にしたよ。 また置いてくれ。」 お袋が何か言いかけたのを制して 「二人で決めた事なんだ。 何も言わないで‥」 「そう‥ 美っちゃんの他にあんたに合う子,いないよ。」 「たぶん‥ もう結婚はしねぇよ。 合わないんだよ。」 「そう‥ なら仕方ないね。」 何も言わないでくれるのがありがたかった。 会社にも一度,顔を出して辞表を出した。 引き留めてくれたが‥ 次の日から職安にまた通った。 さすがにお袋に迷惑かけれない。 都内まで広げて,割とデカい会社に就職できた。 もうバカは卒業だ‥ 地道に‥ かなり余裕のある会社だった。 研修制度ってのがあって一から教えてくれた。 言葉使い‥ 文章の書き方‥ パソコン‥ 全ては自分のため‥ そう思うとありがたいとさえ思えた。 現場の管理を2年位した時,営業をやってみないかと言われた。 顔色見ずに話しを進めれる俺には適役だと言われた。 誉められてるのか貶されてるのか‥ 何でも経験と割り切ってやってみる事にした。 仕事は‥ 結構,面白かった。 話しをもらい先方に出向き図面を貰う。 見積もりを積算へ頼んで‥ 出てきた見積もりを社内で協議する。 最低,この線まではマケれるってのを教えて貰うだめに。 受注が欲しくて,そこを省く上役がいた。 俺はそのやり方に疑問を感じてた。 営業は取ったら終わり‥ あとは工事に引き継ぐだけと言うやり方に。 ある不動産屋に見積もりを出した席での事だった。 同じ年位の奴に物を言われると顔には出さないがムカつく時もあるけど,二周り近くも離れてると話しは別だった。 「○○さん,もう少しなんとかなんないかね?」 「どれ位かによります。 はっきり言ってください。」 相手も立場がある。 見積もり通りで発注したとなれば存在自体が必要なくなる。 「これに合わせてくれんかね‥」 会議の際に出た額とかけ離れていた。 「申し訳ありません。 うちではその金額では‥ せっかく声を掛けていただいたんですが。 すみません。」 急に相手が笑い出した。 「そう言う時は, 『一度,社に戻り検討させてください。』 って言うもんだよ。」 「はい‥ ですが無理な物は無理っすから。」 「正直な男だな。 気に入ったよ。 営業ってのは駆け引きも仕事のうちだよ。」 「はい。 顔に出るから苦手です。」
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