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二日間の対応を終えて、交替のため、もう一箇所の原発に移動することになりました。 もう一箇所は、比較的被害は少なく、比べれば幸せな環境でした。 しかし、到着して間もなく、ふたたび振動と轟音が響きました。 二回目の爆発です。予め予想できていたため、仲間の被災はなかったものの、付近で作業をしていた人が数人怪我をしてしまいました。命に別条がなかっただけ幸いでした。 一回目も二回目も、順番が違っていれば、もしかしたら、自分はこうして皆様に、気持ちを伝えることができなかったかもしれません。 二回目の爆発ので、僕達が設置した電源車の4台は木っ端みじんになったと思われます。一台5000万円はするでしょう。一瞬で2億円が消えました。しかし、命にはかえられません。 それからは、もう一箇所の原発への影響もあるため、徐々に警戒が強まり、ふたたび隔離された部屋での生活となりました。 限られた食糧をみんなで回したり、知らない人とも協力しました。 原発の職員に話を聞くと、行方不明になった人は22と21歳の人で、地震発生後に至急で点検に向かった際に、津波に襲われて、建屋の地下に閉じ込められたそうです。逃げ場がない作業場で、正直助かる見込みは無いとのことでした。 当然職員は自宅には帰っておらず、家族の安否確認ができていない人や、自宅や家族は絶望的だと言っている人も沢山いました。 逃げかもしれません。言い訳かもしれません。応援して感じたことは、 人間が考えた耐震構造の建物も、 安全性も、 生活も、 人知を越えた天災が来た今、全てが無力です。 全てが破壊されました。 想像もできないようなものと闘っている感覚でした。
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