メッセージの編集
お名前
本文
恵:ね…名護君[E:0003]先にお風呂使いなよ[E:0454] 名護:そうさせてもらう[E:0258] 名護はバスルームに向かいながらも、バッグを片付けている恵の後ろ姿をちらりと見た。茶色がかった長い髪が揺れている。 恵:ん[E:0003]何[E:0003] 恵が振り向く。慌てて目をそらして返事をした。 名護:なんでもない[E:0330] バスローブを羽織ってから戻って名護は驚いた。リビングのテーブルにきちんと揃えられたグラスとワインとチョコレート。その横にちょんと座った恵。恵はあのふわふわカーディガンを脱いだだけだったがその姿がいけない。ピンクのワンピースは肩から胸にかけてざっくり開いたデザインだったのだ。否応なしに視線が胸元に行く。 恵:はいどうぞ[E:0454] それは常識的に考えてワインとチョコレートを指しているんだよな[E:0003]何か他の意味があるわけない、常識的に考えて。名護は湯上がりの頭が余計に熱くなった己を否定した。平静を装いつつソファーに座る。 恵:二人っきりだからね[E:0454]ハーフボトルにしたの[E:0454]結構いい銘柄よ[E:0454] 恵はワインオープナーを手にして自慢気だ。 名護:かしなさい[E:0258]俺が開ける[E:0258] 恵:ワインくらい開けれるわよ[E:0258] 名護:いや…君の事だ[E:0258]コルクが抜けないと言う[E:0734] 恵:で・き・ま・す[E:0734]名護君の方がコルクを下に落としちゃうタ・イ・プ[E:0734] 名護:俺は必ず成功させる[E:0734]かしなさい[E:0734] 恵:あたしだって大丈夫[E:0734] 名護:そういえば… 恵:何よ[E:0003] 名護:さっきの約束はどうした[E:0003] 恵:え[E:0003] 名護:先に着いたら命令できると言うのを覚えているか[E:0003] しばらく二人の間を行き来した深緑色のボトルは結局名護の手に落ち着いた。不満そうに頬を膨らませた恵に睨まれたがそれは敗者の論だと名護は笑った。
設定パスワード
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]