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密やかな情事に興奮しているのか、何時もより感じやすくなっている真理の身体が腕の中で数回ビクビクと震え、限界を知らせる。 真理:もっ…[E:0419]だめ…[E:0419]イキそ…[E:0419][E:0419] 巧:声出すなよ… 真理:む……[E:0419][E:0419]無理かも…[E:0419][E:0419] 巧:啓太郎が飛んで来るぞ… 真理:やっ…[E:0419]絶対やだ……[E:0419][E:0419][E:0419] 泣きそうな声で言い募る真理。紅潮して汗が滲んだ顔に艶やかな黒髪が張り付いて。声を堪えてきつく眼を閉じ、眉を顰めて唇を引き結んだかと思えば脱力して呆けた表情になったり、イヤイヤと首を左右に振ったり仰け反ったり。細い腰を痙攣させながら浅く呼吸し、時折掠れた声で小さく叫んで。先刻まで可愛くない事ばかり言っていた唇からは抑えた甘ったるい嬌声が零れるばかり。その姿はまるで小動物のようで。巧は自分も呼吸を乱しながらそんな真理をついと眼を細めてじっと見つめていた。 巧:真理… 真理:な…[E:0419]ぁ…[E:0419]に[E:0003][E:0419][E:0419] 巧:……… 真理:何ってば…ぁ…ん[E:0419][E:0419] 巧:…めちゃくちゃ可愛い…もっとその顔見せて… 真理:馬鹿っ…[E:0419][E:0419] めったにお目にかかれない巧の優しい表情と甘い言葉に、紅潮した頬を益々紅くした真理の唇の端が僅かに跳ね上がった。 真理:た…[E:0419]くみ…[E:0419]もぉ[E:0419]ダメっ……[E:0419][E:0419]声…[E:0419]出ちゃう…[E:0419][E:0419] 巧の胸に顔を埋め込んで身を捩る真理が切なげに訴える。実は自分もそろそろ限界なのだ。繋がった部分から快感が背中を突き抜けて脳天を痺れさせる。 巧:我慢しろよ… 巧は真理をぎゅっと抱きしめ、数回激しく腰を突き上げる。ガタガタとソファの足が軋む。真理は巧の首に腕を回してTシャツの背中をきつく握り締めた。 巧:……………っ[E:0734] 二人一緒に果てると同時に真理の唇に巧のそれが強く重なり、その悲鳴を飲み込んだ…ちりんと風を受けた窓辺の風鈴が小さく鳴った。その頃、啓太郎は。店舗と居住スペースを隔てる薄い壁一枚ではリビングの情事は隠しようがなく。店内に流れる有線のボリュームを上げてやり過ごし、間もなく配達から帰ってくる草加をどうやって追っ払おうかと思案に暮れていたという…… 終
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