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ファイズである自分の側が一番危険だという事は解っているのに、安全な場所に匿うことも出来ず、常に眼の届く所に居て欲しい。そうすれば何時も全力で守ることができるから。だけどそれは真理も同じ気持ちで、敵を恐れ息を潜めて巧の帰りを待つだけなんて出来ない。何時も側に居て一緒に闘いたい。そしてその身が危険に晒されたなら自らを盾にしてでも守りたい、失いたくないから守りたい。危険だと解っていても側に居たい。互いにジレンマに苦しんでいた。何も言えなくなって巧は真理を抱き寄せ、滔々と流れる涙を唇で吸い取っていく。温かく、穏やかな感触に潮が引くように涙が退いていき、恍惚とし始めた真理の序に額や頬にも口付け、しゃくり上げ続けて薔薇色に染まった唇にもふわりと自分のそれを重ねた。啄ばむように何度も触れては離れる口付けはやがて彼女を求めるように深くその唇を捕える。激しく舌を貪り合い、永々と繋がった唇が離れるとき、その間に細い糸の橋が引かれ、瞬く間に消えた。互いに治まりきれない熱を伴った視線がぶつかる。巧の唇が真理の痣の部分に触れ、ゆっくりと傷を癒す動物のように舐め始めた。 真理:……ぁっ…[E:0419]んっ…[E:0419][E:0419] ずきずきと疼くその部分に痛みとは別の感覚が生まれ始めた真理の唇から甘い声が零れ落ち、巧の欲望を煽っていく。肩の痣を優しく舐め上げながら巧の左手はもう片方の肩紐を刷り下ろしキャミソールを腰部分まで下げると露になった白い乳房を両手のひらで弄び始めた。 真理:…あっ…[E:0419]んっ…[E:0419]ダメっ……[E:0419][E:0419] 巧:何が… 真理:だって…[E:0419]ん…[E:0419]怪我…[E:0419]してるのに…[E:0419] 巧:もう止まんねーよ… 真理:…だって…横になったら痛いし… 巧:お前が上んなりゃーいいだろ… 巧は自らが仰向けに寝転がるとその上に真理を跨らせ細い腰を抱き取った。頬を上気させた真理の潤んだ黒い瞳に見下ろされる。
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