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正式な名前は知らないがタブーゲームというものがある。何枚もの白い紙に参加者が何種類か言葉を書いてシャッフルした後に内容を見ずに額に当てる。 参加者は円になりお互いに額の言葉を言わせようとするのだ。 お盆で実家に帰った時。タブーゲームをすることになった。参加者は僕、妹、妹の旦那、友人の4人 各自で何枚かワードを書いてゲームスタート。 卑猥な事を書いた馬鹿がいた・・・間違いなく友人だ。 タブーを言ってしまってもゲームオーバーではない、次の紙を額にあてる。 開始10分くらいか調子がよく負けなしだった僕が負け次の紙を額にあてた時だ みんなの顔がくもる。 僕がタブーを誘う質問を投げ掛けても顔を見合わせるだけ、僕はきいた。 「なんだよ?」 「意味が分からないから言わせようがないだろ!」 確かに意味のない言葉なんて言わせようがない。 僕は額の紙を見てみた。 「タヒネ・・・・」 誰が書いたか詮索はした。しかし誰も書いていないのだという。 気持ち悪くなったが妹の旦那が他にあるかもしれないと言って紙のタバに手を伸ばす。しかし他に意味のない言葉はない。 皆は目を合わせ、目で終わりにしようか確認しあう。その時、妹のもつ紙に違和感を感じる「ミンナ」・・・ 「みんなって誰が書いた? だれもが違うという。 繰り返す恐怖。気になった理由はカタカナだったからだ。また紙を見返す・・・ しかし他にカタカナなんてなかった。 妹が「なんかやだ」と紙を捨てる・・・ ん? 輪の中に落ちたミンナと書かれた紙切れ。しかしその文字の下に妹の手に隠されて見えなかった「一」の字があった。 「いち?マイナス?アンダーバー?」 首を傾げてると友人が「嘘だろ」って言いながら紙に手を伸ばす。 手にとるのかと思ったら、紙を一枚上に重ねただけだった。勿論、意図と理由を知るために目を向ける。 ミンナ 一 タヒネ
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