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数日後に私服でヴァシコヤードに来たカール。 会うのがあまりにも久しぶりすぎて「生兄さまだ」等と口走り、トーマにくっついて緊張した様子で迎える主人公。 今まで休んでなかった分3日も休みを取ったと知り「最長記録!!」「私のわがまま伝染ったの!?」とトーマと一緒に混乱。 妹を抱き上げて「大きくなった」としみじみ言う兄に「重くなったって言わないのがさすが兄さまだわ」トーマと違って紳士だと褒める妹。 やっぱりしっかりトーマが食い付き口喧嘩。 主人公の愛機を調べると砂嵐の影響でもう飛行できなくなるかもしれないと判明。 恩人とやらのおかげで死ぬまでは行かなかったものの、今後荒い操縦をすれば動かなくなってしまうだろうと聞かされ主人公は沈む。 愛機のみ実家に戻ることとなり、大事な相棒がいなくなるのとこれからひとりで移動すらできなくなった事で己の進退を初めて考える。 上の兄に向かい、自分が無力な事に気付いた、自分はひとりではゾイドの操縦がちょっと得意な以外何もできる事がない、 そういえばまわりの学友はちらほらできることを見つけてこれからの進路の話をしていた、兄二人も自分の年にはすでに自分の意志で軍に入ると決めていた、 もしかしたら両親は自分の将来がどうなってしまうか焦ったから見合いを勧めていたんじゃないか、との予想を出してみると「案外早く気が付いたな」。 甘やかし放任してきた両親の言う事を聞く子ではないから、まず環境を変えさせてみたという。 ただ今は兵を必要としない平和な世で、自分達は妹にそんな世で生きてほしいから頑張ってきた。 戦いに身を投じる以外の道を焦ることなく選び、本当に幸せな人生を歩んでもらいたいから、その初めの一歩を踏み出すきっかけをつくったのだと。 これからゆっくり決めればいい、自分も支えるから、とカールは微笑んだ。 トーマの方も、自らの道に迷っていた事もあったから、今の妹を自分なりに助けてやるつもりだった。 自分をナメくさって兄とも見てないからあえていつものように喧嘩腰で励ましてやると。 どうせお前はまともに聞かないだろうがな、と皮肉って背を向けるトーマ。 思っていたより兄達に想われていた事を知るが、自分に何もない事にどうしても焦ってしまう。 離れた愛機への後悔もあり、表情がこわばっていく主人公。 そんな時カールへ共和国のハーマンから通信が入る。 数ヶ月後に控えた(前の戦争で崩壊した)ニューヘリックシティ再建記念式典の行程確認…にかこつけて珍しく休暇を取り家族と過ごす友人を冷やかそうというのだった。 前から聞いていた兄の親友に引き合わされ、緊張するも嬉しさがにじみ出る主人公。 戦時の兄たちの話を聞き、顔が綻んでくる。 今度の式典に兄さん達が呼ばれてるからくっついて共和国を見に来ればいいと言うハーマンに、今度といわず今から行きなさいと勧めるカール。 いい機会だから気分転換と見聞を広めるのに行ってくるといいと話を進めていく。 あれよあれよという間に共和国から迎え(ハンマーヘッド)が来た。
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