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受け入れられない、消化出来ない、死別、不在。しかしそれはすでに突きつけられ、呑み込むしかなかった。 それは消化されるどころか、体内の水分を、潤いを、生きるのに必要な何かを吸い取って膨張し、残されたヒトをも死へと導く。 こんなところが主な内容でしょうか。いやしかし、これはこの詩の、骨組みでしかないように思います。この言葉の連なりに漂う、言葉にすることが不可能な何か、雰囲気のようなモノこそ大切なんだと思います。それはとても言葉では表すことの出来ない感情です。 強いて言うならば、青の感情、でしょうか。青から連想される、水―これは淡水と海水でまた違うかも知れません―、悲しみ、冷静、低温度、爽快、そういった諸々全てを含みつつ、そのどれとも違う。そんな感情でしょうか。 それから重要なのは、水の移動だとおもいます。 万物は流転す、と言ったターレスという哲学者が、万物の根元を水に見たように、水は循環し、様々に姿を変え、水を示す幾つもの名が在ります。 それはひとえに、 「生きることに密接に関わる」 からでしょう。 さてこの詩のタイトルは死に関するものです。それは取りも直さず、生に関するものでもあるということです。 では、密度の低い海綿体、青の染み込んだカルシウム―渇いている―、空に張り付いた薄っぺらい月。これは一体何なのでしょうか。 勿論、他の言葉では表すことの出来ないモノです。 しかし、これが何かを感じ取ることこそが、この詩を理解する上で一番に重要なことなのだと思います。 と、こんなところが今回の感想でした。長くなって済みません。 詩、本体を遥かに上回る字数ですね。表現(感想も表現ですよね)としては出来損ないです。
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