メッセージの編集
お名前
タイトル
メールアドレス
※変更する場合のみ入力
ホームページ
本文
紅白の繭玉に 狐面 それから、 昼の花火。 青空に貼り付いた 薄っぺらな月を 削り取って口に含む あのひそやかな弔いは 確かそんな方法でした 魚座の少年が死んだのです 泳ぎ疲れた彼は 作りかけのペェパァプレインを残して 青金石の夜明けに この街から消えたのです 月は 青が染み込んだ カルシュウムの骨の味がしました あれから酷く空腹なんです 最後に月を喰んだのは 何時だったでしょうか。 あの乾いたカルシュウム質は 体内で膨張を続けて その、 やけに密度の低い海綿体は とうとう僕を浸蝕し始めました そろそろ僕も 出かける頃合いなのだと思います
設定パスワード
画像ファイル
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]