メッセージの編集
お名前
タイトル
メールアドレス
※変更する場合のみ入力
ホームページ
本文
長方形のフレームの先に、 デジタル信号に変換された物体がある、 ハロゲンヒーターは強に合わせている、 ワンルームのノイズは お天気雨を放散している、 ゴーストは電信柱の下で 蹲る少女の両手の中にいる、 小雪の夜を舞う、 烏揚羽(からすあげは)の羽音、 瑠璃色の燐粉は振り落とされて、 剥き出しの羽は推力を失って井戸に垂直落下していく、 命の波紋、 白い息、 ひきこもりのケビン、 血生臭い、 凍えた指先、 キーボードの音、 弾かれた、 白い埃、 言語の無造作な落石を催す それは子供たちに 似ているの かもしれないし 大人たちに 似ているのかもしれない 生き物になったのだから パチンコ台を流れる 鉛色の地球にはなれない 擬音が打ち付ける波打ち際に 煙草と男たちと女たちの 胎児が 腐乱している のか、 或いはこの海が、 赤錆びた道路橋に 手首が脈打つ 文明開化と共に 発泡酒の一級河川が 咽び泣いて 街並みに落ちる 労働者たちの 立飲みが シルバーコード で結われている リズムのない未成年者の マグショットが或いは、 この国家を醸成して、 お母さんはお婆ちゃんに、 お父さんは風説に、 お兄ちゃんは学校に、 弟はクリスマスに、 お姉ちゃんは処女膜に、 妹はずる賢さに、 撲殺されて、 頸動脈が水汲み場で搾り取られる ドラキュラの 助け合いがある まともな異常で溢れた アル中とDVの病棟がある 彼は長方形のフレームの先で 射精をしていて、 彼女は、 飲食店に火を点ける 長方形のフレームのその先には、 国家は存在しえない から、 それぞれの、 焼却炉に放り込まれて 生き物は家族という 焼け爛れた 怪物となって ケビン、 脳を伝う電気信号は 肉食だから 人間は人間に はなれない と考えたとしても 私はその先で、 ケビンと、 烏揚羽の 整合性になる あなたは フレームから消えていく 井戸に落ちる 家族の誇りよ 命の波紋 白い息 烏揚羽の、 雨粒
設定パスワード
編集する
削除する
ボイストレーニング法
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]