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なんだ、俺は自分に嫉妬してたってわけか。……恥ず(自分以外の何者も恋人の瞳に映さないでほしいという無茶な独占欲から必死に相手の気を引こうと揺らしていた手は、耳元で囁かれた言葉を受けピタリと動きを止めて。他の誰かに気が向いていたわけではなく、己を思っての行動だったとようやく気づけば先刻までの己の稚拙な行為が今更恥ずかしくなってきてしまい。元気に揺らしていたはずの手には汗が滲み相手の声を拾った耳が熱を持ち始めると、シロップの選定に時間をかけることで自身の熱が引くのを待とうか)えーと。どれにしようかなぁ、んー……悩む。メロン?レモン……。あ、先輩おすすめのイチゴにします。練乳もかけたい(イチゴオレが好きな恋人とこの列に並んだ時からイチゴ1択だったくせに諸事情によりたっぷり時間を費やしてそれを選べばちゃっかり練乳も追加で頼み。イカ焼きとカキ氷で両手を塞いだ状態で人通りの少ない場所のベンチに並んで腰を下ろしては、必死に足掻いた甲斐あってようやくいつもの調子を取り戻したらしくゆるい笑みを向けて)そうなんです。掬うの苦手、タイミングが合わない。この前のそうめんも……、あ、思い出した。そう言えば先輩に聞きたいことがあったんだ
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