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《 ロー 》 ──…っ! (敵とは真逆の方向を向いていた為、遠方からの攻撃に気付くのが遅れ、咄嗟に技を構えようとするもののレーザーで目の前が真っ白に支配された時には時すでに遅し、勢い良く波が海賊船を襲い、船は大きく揺れマズイと悟った頃には、自身の身体は宙に浮いており。ぼちゃん、と水飛沫を立て海へ落下すればもう手も足も出ず、呆気なく視界は蒼一色に染まるが、こんな所で諦める程己の命は安くないとボコボコと音を立てもがいていると、何処か見覚えのある女性が此方へ向かって泳いでいるのが見え、酸素が足りず朦朧とした脳で何とか息を食い繋ぐも遂には暗い深海まで沈み、水中故にぼやけた眼界に魚の尾びれの様なものがちらつき、人魚?と眉を顰めるが、彼女の細い手が己の身体に届いた頃には、離すまいとしていた意識を手放してしまい。彼女が深海から浮上する間に夢を見ていた、それは幼い自分が同じ様に幼い相手に口付けをされる、記憶には無いフィクションなのだが、妙に唇に当たった感覚がリアルで、それでいて心地良くて。次に固く閉じられた瞼を開いたのは船の上、後頭部に酷い頭痛がして意識を取り戻すと、何故か己を抱き締める形で相手が密着しており、先程目にした人魚と彼女の銀髪が重なって見えては、仲間達に身の安否と席を外す様に伝え、相手の震える肩をそっと腕で包み込み「…おい、俺は大丈夫だ。だから落ち着け」と、こういう時に女性をどう扱って良いものかと決まりが悪そうに、普段より少し柔らかい声色で述べ。濡れた髪や肌を見るまでもなく、己を救助したのが彼女という事は明白で、此方を向かせる為に銀色の髪を耳に掛けてやると「どうやって船の上まで俺を運んだ?隠す必要はねェ、正直に言え」普通に考えても深海から海面まで大の男を女の力で引き上げる事は体力的に難しい、人魚でも無い限り、と思考を巡らせるもやはり一人では答えは出ず、真剣な面持ちで問い掛け)
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