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730話 広場に倒れているロー。 電々虫越しにウソップたちが心配している。 ウソップ「おいおいなんだその銃声に爆発音は!」 「ローになにかあったのか!?」 サンジ 「そっちで何が起こってるんだ!?」 突然の騒ぎに周囲の人々もざわつき始める。 そんな人々にドフラが語りかける。 ドフラ 「騒がせてすまないな!」 「今朝の"退位に関する誤報"、あれはこいつに仕組まれたものだったんだ」 「どうやらおれを王位から引きずり降ろしたかったらしい!!」 「だがもう問題は解決済みさ!!」 ドフラの足元で倒れているロー。もはや意識もない。 「…分かってるさ!!」 「このドレスローザが悪い奴らに乗っ取られるところだったってことだろ!」 「おれたちはラッキーだ!」 ミンゴの言葉に応じる人々。どうやら熱狂的な人気があるようだ。 ルフィ 「おいミンゴ!!」 「ローに何したんだよ!」 ドフラ 「"麦わら"か…お前には関係ないさ…!」 「ローはおれの部下…こいつの"処刑"をするのはおれの責任さ…!!」 ローの元に駆けるゾロと錦えもん。 ゾロ 「錦えもん! ローを運ぶぞ!」 錦えもん「了解でござる!!」 海兵も動き始める。 海兵 「中将! "海賊狩り"が動きました! 捕らえますか!?」 バスティ「…そうか、じゃあ…」 「待ちなさい」 中将たちを呼び止めとめる声が聞こえる… 一方、錦えもんの持つ電伝虫からはチョッパーの声が聞こえてくる。 チョッパ「ちょっと! どうなってんのか誰か教えてよー!」 錦えもん「ロー殿が重体でござる…! 相手はあのドフラミンゴにござるよ!!」 ナミ 「なんですって!?」 向かってくるゾロと錦えもんを見据えるドフラ。 ドフラ 「これはこれは…"海賊狩り"に"火狐の錦えもん"じゃないか…」 「ってことはモモの助はお前らの船ってことか」 ゾロ 「アイツに捕まるんじゃねえぞ!!」 「ローを連れ帰るんだ!」 錦えもん「もちろんでござる!」 ドフラ 「ふっふっふっふ…」 余裕の表情のドフラ。そして遂にゾロが刀を抜く。 ガキイイイン!!! 立ちはだかったのは大将藤虎! ゾロ(こいつは……) ーそれは知らない方が身のためでやんすよ…互いのためにー カジノで会った男だと気付くゾロ。 ズンッ!!! さらに圧力をかける藤虎。 ゾロのサングラスが割れてしまう。 藤虎の圧力に、ゾロの表情が歪んでいる。 ベコオオオン!!!! カジノのときと同じように、地面に大きな穴が開く。 その穴に落ちていってしまうゾロ。 錦えもん「うおっ!! ゾロ殿!!」 ウソップ「錦えもん!! ゾロがどうしたんだ!?」 ゾロ 「ゾロ殿が…!!」 そこに見とれている間に、ドフラがすぐ背後に迫っていた。 ズバアアアン!!! 糸で斬られる錦えもん。 ルフィ 「錦えもん!! ゾロ!!」 「すぐそっちに行って…!!」 そう言ってコロシアムの檻を掴んだ瞬間、なぜか力が抜け、その場に倒れてしまうルフィ。 ルフィ 「…この石…海楼石じゃねえか……」 その頃ゾロは叫んでいた。 「うおおおおお!!!」 地面の中から斬撃を飛ばすゾロ。 しかしその気配を察知していた藤虎。しっかりガードしている。 「イッショウさん!!」 「大丈夫ですか大将!!」 周囲の海兵が叫ぶ。 藤虎 「斬撃を飛ばすとは…なんとまあ…」 そんな様子を絶望の表情で見ている錦えもん。 ブルック「錦えもんさん! 大丈夫なんですか!?」 「敵にやられたんですか!?」 錦えもん「カジノにいたあの盲目の老人…まさか"大将"であったとは…!!」 ルフィ 「大将だと!?」 藤虎 「あなた方にゃあ恩がありやすが…剣を向けなきゃならんのです…」 錦えもん「こんなやつがドフラミンゴと…!」 完全にビビっている錦えもん。 チョッパ「大将ーー!!!?」 ウソップ「なんだと!!!?」 フランキ「"海軍大将"もドレスローザに来てるのかよ!?」 ロビン 「ドフラミンゴは海軍とも結託してるってことなの…?」 「海軍まで相手にするには明らかに戦力が足りないわ」 ローを連れ去るドフラミンゴ。 藤虎もドフラミンゴと立ち去ろうとしている。 錦えもん「ロー殿!!」 ゾロ 「あいつら飛んでんのか!?」 「おいロー!まだ生きてるか!? 返事しろ!」 ドフラ 「ふっふっふ…」 空に浮かぶドフラとイッショウ、ドフラの手には意識のないロー 話は王宮で!おれに協力すりゃ小僧どもの首はくれてやる というドフラに話は聞くが判断はそれからだと返すイッショウ ゾロ達を逮捕しようと追ってくる海兵たち、身元が思いっきりバレてるのを確認するゾロ ルフィが出口を探す間この辺り逃げ回って待ってると告げるゾロ わかった!急ごう、トラ男の「声」まだ消えてなかった!というルフィ その時ブルックから通信(悲鳴) サニー号の前にビッグマムの船が現れた (船首が歌ってるのにつっこむサンジ) 魚人島で見た二人、タマゴ男爵とペコムズがいるのを確認するサンジ 奴らの狙いはシーザー、シーザーは助けてくれ!ビッグマムに捕まるわけにはいかない!おれァあいつらから研究費を騙し取ってたんだ!と言う 撃ってくるビッグマムの船 なんとかまこうとするサニー号 四皇なんてドレスローザにひっぱってくんなよ!国中がパニックになって兵隊たちの作戦が狂っちまう!とサンジに伝えるフランキー サンジに戻らない方がいいと思うというナミ、戻るのが怖いからじゃない ルフィも聞いて ドフラと奪い合うカードは三つ、シーザー、SMILE工場、そして何故かモモの助 工場はまだ向こうの手だが、残り二つはこっちのカード ここで引き返したらこのカード二つを遠ざけるために戦ってたローが報われない! そうだな、わかった!!とルフィ、みんなに作戦を伝える トラ男は俺たちが奪い返す! サンジやナミたちはそのままゾウに向かえ! そこでサンジはルフィを船長(キャプテン)と呼び、ビッグマムの船に反撃する許可を求める ああいいぞ!もうケンカは売ってあると答えるルフィ じゃあお前ら、ゾウで待ってる!と伝えるサンジ そしてフランキーは工場破壊はこっちに任せろ!と叫ぶ ルフィ:みんな無事でな!おれ達は王宮へ行く! ドフラミンゴをぶっ飛ばしに!!
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