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静寂の庭をさ迷っている枯れ木 それは純粋な悲鳴のように 鎖にあらがうひとつの初夜 あるいは 朝を狩るために研ぎすまされた傷 無辺に散りしかれた流れ星の波紋を 粗末な硝子瓶に押しつめて 片眼のない彼に送りつづけているのは 横たわる彼だ 砂と砂の国境で ただ 彼は知らない その緩慢な四肢にからみつく炎の網を 喉元まであふれている冬の水脈を そしていま彼は 降りやまぬ寂光の頂きで 新たな獲物を逃すまいとして その少年のような瞼を 閉じないでいる―
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