メッセージの編集
お名前
タイトル
メールアドレス
※変更する場合のみ入力
ホームページ
本文
長い 長い家までの 帰り道の中 私 一粒だって 雨の鎧を避けて 片目つぶり 最後の目で 何時だって 弾けた水と 絡ませる 両手で映す灯りは ぼやけて 広がって もっとあったかで もっと薄っぺらで だから 降る夜はのばされて やりきれない 声たちが 鞄ごと そっとしめあげる 街灯は いくつもの うたばかり 繰り返して 言い聞かすみたいに 繰り返して 足をかけた 階段の おしまいを 登りきれずに 振り返っては なお 右目の奥を 凝視して 雲は晴れない そういえば 空の 息をはく 音がして 表札は少し 間違っていて 次は 私の耳で帰って 泣いてみよう
設定パスワード
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]