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剥離して理解してその宙返りよみがえり 夜明けばかりでわたしがいない 性をあきらめたことりより わたしは軽い どこかで垂直に落ちていくわたしと、まっさかさまに上昇するわたしとをかち合わせ、ぶつかって壊れた部分でたとえば、たがいに守ったり守られたり、そういう営みをつづけているわたしが、今やっと土に手をやり、膨大な死骸のふりをした、窒素や燐のような青を燃やす。その灯りとりを任されたきみのところへ、かなしみを連れていく。そう、まるで、抱くように。 (映りすぎて壊れてしまわないように) 絶え間ない軌道からわたしは (映しすぎて壊してしまわないように) 目をやめてはぐれようとしている (たったのいちども縫えたことのないこの身体が) その指先へ染み付くことで (いつかそのさびしさからはなれる) 口べらしに成功する 夜に濡れたトーカチ(あるいはまったく正しい体温)ということ 肉や骨といったパーツにわかれ拡散する あるいは攪拌したい そのぶれがちな心臓を突き上げるように だって きみにあるエッセンスはきっと正しい このトーテンを結ぶとどんな星座へもいけて、そして、限られた呼吸法でならきみを延命させることも可能かもしれない(そうやって)粉砕される糸くずで(死ぬほどどうでもいい)かくしておきたい裸ほど(QA)幸福なものはないから(どんな形になる?) (なれると思う?) 立ちすくむトーチカへ 夜が向き合うのは 照らされていたいから そう、まるで、抱くように 均等な青 ない ここはどこだろう きみからは見つめられた だから大丈夫 わたしは散らばって その唇や 袖口や 手紙や 季節のような これからきみが描きだす すべての詩へ乗る だってわたしは軽い 星をあきらめたきみより ずっと軽い
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