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奇跡の海を捲ってゆく あれは、トリだろう やさしい星 此処からもよく見える あれあれ 六月の堤防の向こうには カワウソが佇んでるよ (おやおや? 泣いているのですか?) (いえいえ、急に右手が無くなったら誰だって驚く事でしょう) 違いますか違います かれたのですか かれたのです だからカワウソじゃない だってカワウソじゃないよ やさしい星 真珠色そのハネ イッチョクセンの蕾 カワウソの雀色の掌 其処には何が残ってる? ねぇ、何か残ってる? (何かあったのかい) 何もなかったように 何もなかったよ (花は咲いていますか) 最期のトリは翔びました 此処からもよく見えました だから掌の中は うんと溢れています (そうですか よかったですね) (そうですとも) やさしい星 堤防の隅から カワウソは すれないように かないように 名前を喚びながら いつか 鈴が鳴って鐘も鳴って 御花が供えられたらよいな ええ カワウソじゃない じゃないから (ごらん、光ってる) まったく ですね
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