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街へ行く 大きなバスは、 途中で炎上した。 コインロッカーには 切断した身体がしまってあって、 ああ私は、 何を考えていたのだろう。 学校には視聴覚室があって、 彼や彼女と 彼や彼女が いた。 街にくり出す スカートの残像。 廊下を鳴らす、 スニーカーの音。 記憶は パラパラパラパラ 最上級の刑罰。 バラ園に住む、 彼の元に転がり込むよ。 自らの病を喜ぶように、 誇りに思う、 つまらない事。 つまらない話。 服には、 きらきら光る、 蜘蛛の巣がかかっていて、 靴には、 真珠のような ねずみの死体が入っていて、 それで、 私は バスの一番後ろの座席で、 花瓶で殴られ、 ベランダから、 花畑に突き落とされ、 でもそれは それだけで、 それぐらいの事。 それから 茨の林に出かけて行く。 枯れ葉の下には、 無数の虫が、 私やあなたが。 血を吐く経験は、 拷問の快楽。 あなたとの快楽。 私だけの快楽。 たくさんの快楽。 彼等はエゴ。 醜悪な嫌悪感、 不快感。 私はあなたの子を生んで また、そして、 くり返す。 自らの拷問を与えて、 自らの拷問に手を下し、 子をいじめ、 子を殺し。 街に戯れる制服の日々。 衿元のループが、 白いYシャツの、 金のボタンは、 巻き毛の間の、 ピアス、 指輪、 衿元のループが、 さらさらとほどけて、 ほどけて、 風に、 風に、 風に。
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