メッセージの編集
お名前
タイトル
本文
三度に分けて呑み干す光 その日かぎりの地図にこぼれ 街はひとつ低くなる 空き地は碧くたなびいてゆく わずかに曇った風が吹き ふところに涼しく正座している 頬を染め 空を見つめ 目をとじ 空を花にする 光に頭を入れてころがり 背から次の光に触れる 昼が午後の花に落ち 午後の花が 午後に落ちる 光の壁が次々に倒れ 道に積み重なってゆく 霧の柱に立ちのぼる どこかへ還りつづける群れ 流れは二色に練られている 触れては触れては消えてゆく 左目から去り 右目に生まれ ひたいに光の輪を描く 降りそうで降らない曇を乗せ まぶたは少し重くなる 見えない輪の影だけが 午後の手のひらに浮かんでいる
設定パスワード
画像ファイル
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]