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あるくときは、ゆっくりで みちばたで ねこをみかけると たっ 走り出す ころがるけだまは 街とつながっていて 細い路地の隙間からこの世界の向こう側へ すりぬけてゆけるって しんじていた たからものを隠した地図 りすのようにこずえの根元に うめて隠した アールヌーボーの文様がかかれた 拾ったきれいなガラスの破片 ひざしに透かすと 指先にまあるいプリズムをつくる ひみつにしていた たからもの おとうさんとおかあさんがいれば せかいなんていらなかった とこのまのつめたさも あしがしびれたってはしりまわったりしない みんなの声がするから やさしいはなうたの ふゆの毛糸 ちりちりした静電気だって あたまをくしゃくしゃになでてもらえるから ぬれたてと、かわいたてと どちらで電気がつかまるかな せかいなんてなかった おとうさんとおかあさんのとなりに 盲目で、車いすのからだで やすらかにうぶごえをあげたい あたしのちいさな手は ふたりの服の裾をきゅっと、つかんで ふゆの日によこたわる ふるいレンガのあくびと かんだら苦そうなはだかの 蔦をみあげているんでいい 数えたりしない、いちまいも葉がなくていい それがいのちでいい あたしは窓の外を舐めあげる 何マイルも何マイルも 山を越えて海よりもかなたの おとうさんとおかあさんをとびこえて せかいのうらがわになげだされてしまった あたしはごくんとのどをならす ガラスの破片は、どこへ仕舞ったかな。 ポケットが、つめたいや はなごえではなうたの あたしをあいそうとおもいました はなごえではなうたの
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