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光り飛び散る水滴の まとわりつく熱気に噎せて 白々しい空気と 男達の死体 喪失感の塊に 押し潰されそうになる わたしは関わる者達の幸福を奪い そんな自分を慰めるわけでなく 存在している自分について 考えているわけでもなく 彷徨う猫の事だけを思って生きるのも たまにはいい 受ける悲しみの 最たる物を知った上でも 諦めの言葉を言う事ができない わたしひとりでは どうにもならない躰を 自分だけのものにしようとしていて 納める物を取り入れる間も無く 今にも食べ尽してしまいそうな 餌の容器を じっと見つめているだけ それだけでも 身が満たされているというのに これからはどんな風に 育てていけばよいのだろう 項垂れた背中に当たる 夕日の輝きに映えて 目線の矢から射られる 生との葛藤に 締めつけ奪われていく日々は 淋しいひとりの朝に憶えた 見上げた空 閉じかける瞳に 不安を掻き混ぜ そっと 飲み込んであげた
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