メッセージの編集
お名前
タイトル
本文
幾つかのひれを持ち ごくごくと頭をひらく そこから魂を痛めつけるような きみが そんな鯨だった てのひらを透かす どこか 遠いとこから流れてくる 危なっかしい野はらの血 どうしてだろう もう二度と この透徹が ゆきわたらない 目醒めると わたしは強固な岩盤の上に横たえられ 売りさばかれていく身体のパーツの切なさを感じていた きみは郊外の虚構のすみで倒れている そして夜明け ぽっかりとあいた空へ こわい生きざまで泳ぎはじめる 迎えにいくだろう 改札のおくに押し寄せる海へ 完全な黒にちかい 紺碧をにらむように もう蘇らなくても良かった きみは 息を継ぐを 知っている
設定パスワード
画像ファイル
編集のみ可能です
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]