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葉の端が刺す方角からの雲がうねって、つきるように折り返す水の上の光のすじへからまって走る車の窓から広がる高架の底のひだのあるしみが今朝閉じたドアまでも通じているかと思う街の際に来ている。目先にゆれる根まで名乗りを上げたそうな胸をした小鳥のふくらみがもろもろとこぼれて土の穴を埋めていく公園へ甘い水を持って、踏み込んだ重い湿気のすきまを目の覚めた服から伝言を受けて通り抜けてきた。切れた髪のうらにあった空気が静かにもどってきて、ほこりまみれの葉のすきまもやっぱり木だからとほこほこかきだす声にそって、二人の幅を支えている道の暗くなっていく先までぬらしていく服の冷えに腕を渡すようにして雨に濡れては、つながる木々へ浮かぶしおれた蕾がぷつぷつつぶやいているなにかと、崩れた土の上で日傘の柄が坂にひかれるようにしてどしゃぶりの葉からまかれた風にくねる朝の足ざわりがここにもきて声の見えてくる場所まで下がるまでいる。
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