メッセージの編集
お名前
タイトル
メールアドレス
※変更する場合のみ入力
ホームページ
本文
街の境界で 2才児が、 空を裂いていた。人々のさまざまな傘が壊れだし 小さなハミング ひびきにとらわれる、成長痛 からだの隅々で、こんなに軋むとは 思わなかったね 次から次へと間違いを正していく内側の黒さ ビニル 黒 赤 膿、凛として美しい他人の癖を見つめる 傘が歩道橋の下で くるくると回る赤は赤を塗り、ビニルは無機質を 澱ませ さりげない舌打ちの 空っぽの口腔の ささくれ だれかが見ていると電線の2本目が痛んでいて 胸でとぎれない裂傷、しめつける回送の けっして骨は骨を砕かない、つなぎとめ 青を遮る、見えなくなる人々の 2才児の目の位置を、点々とつたってくる 溢れたら 青をつたって降りてくる。澱みを知らない一滴にすり変わる事には足りない一瞬、 漏れだして 見ちがえた空を誰かの後頭部から、眺める ねんまくの層が、余りきった広場の端のわたしの指の方でとぎれて 成層圏が、砕けた 前から後ろへ順序よくあふれる空席のベンチの膿 手のひらを眺めていると 関節の隅々まで 裂け目だった
設定パスワード
画像ファイル
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]