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誰もいない町の道端で ねじを売っている人が居て ひとつ買った ねじばかり買っているような気がする バッグの中はさまざまな形のねじでいっぱいで だけどその中のどれも わたしには合わないのだ ぴったりと合ったねじを挿入すれば だいぶ楽になるのだけれど さっき買ったねじを 体の空洞に押し込んでみるが やはり合わない 日ごとに空洞が増えてきている 直径も大きくなってきている 先ほどの道端に戻ってみたけれど ねじ売りはもうどこにもいなかった いつもそうだ 気付くと周囲には誰もいない 頭をかきむしると無数のねじが ばらばら零れ落ちて無性にさみしい ガソリンが高いので車には乗れない 背中を丸めて歩き出す
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