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山行きバスに乗って おんぼろ森で降りました 看板には赤い字で おなかがすきません と書かれてた 夜は夜は とっぷりと暮れて 冷たい星座が もう帰れないよ と囁いた 滲む事と濁る事は どう違うのかしら どこがどれだけどんなふうに よしてよしてよ どうして花に罪を問えましょか いつか贈られたイヤリング 触っただけで濡れて仕舞う あなたの声が もっともっとよく聞こえるように いつまでも耳を触る その仕草が とても子供みたいで かなしくなって つれていくなつれていくな 春色バスケットには おやすみを云って ボクハステラレタノ? いつか拾ったブリキの玩具を ソッと撫でる 見慣れた机のこと 洗面器にいっぱいの水のこと 遠くで鳴る踏切の音 最終最後の貨物列車が運ぶ 薔薇色の金米糖を 噛めずに舐めている まだうまく喋れないから しゃがんでる私の影 ゆらりゆうらり揺れて 前髪が眼に入って 月は真珠色になった 眼を瞑ったら 欲しいものがなくなった
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