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腕を下ろして休んでいる日当たりの端の板に濃い雨の跡は残る。いつまでものぼってくる湿気に手のひらをかざして、押し返す厚みをゆっくり確かめてみる。こみあった上のほうへの道は、いつか開けるのかもしれない。群れになる枯れ草の根をちぎる音がして、振り返る気配に逃げていく揺れが見える。ただ疎まれているだけとわかるので、あの先の行き方を知らないとは教えない杭のとがった折れ跡にも、泥がついている。
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